ギリシャ

(最終更新:2019年9月25日)

※ギリシャ(キクラデス諸島)旅行記2019はこちら

2019年の9月に初訪問。ギリシャといっても広いが、訪れたのはエーゲ海に浮かぶキクラデス諸島のサントリーニ島、ミロス島、シフノス島、セリフォス島の4つ。濃紺の海に純白の建築物、乾いた大地に手付かずの自然。それらが絡み合い、今まで描いてきたどの情景とも違う面白さに夢中になった。

サントリーニ島(Santorini / Σαντορίνη)

観光地として有名なサントリーニ島。大昔の海底火山の噴火によって出来た島だ。マグマが固まって形作られた褐色の大地の上に白い集落がびっしりとひしめき合っている。

フィラ(Firá / Φηρά)

サントリーニ島の首都でもあるフィラの町。断崖の上にまるで迷宮のように白い家々が建てられている。建物の多くは旅行者向けのヴィラやレジデンススイート(宿泊施設)だ。

フィラの町の少し南のエリア。ギリシャ正教会の白いドームと、黒褐色の断崖とのコントラストが面白い。

サントリーニを描いていて面白く感じるのは、明色と暗色、遠と近、高と低などのコントラストがひとつの画面のなかにギュッと集まるからかも知れない。

フィラの北にあるイメロヴィグリにあるスカロス・ロックのあたりで。サントリーニ島とは実は大きなカルデラ(火山の火口)で、我々が島と呼んでいる部分はその海面に突き出た外輪山部分である。確かにこうして見るとそのことがなんとなく想像できる。

イア(Oia/ Οία)

サントリーニもうひとつの目玉がイア。フィラから山沿いの道をバスで走ること20分で着く。青いドームと風車・・よく見る情景だ。

ここまで青く濃い海の色を見たのは初めてかも知れない。特に日差しの強い正午前後はくっきりして目が痛いほどだ。

夕方になり太陽が傾いていくと、強かった海の色や白い建物とのコントラストも少しずつ和らいでいく。

イアの町の西端のあたりで。丸くコロッとした形の正教会は威容というものをほとんど感じさせず、絵の中に取り入れたくなる存在感がある。

目次に戻る

ミロス島(Milos / Μήλος)

ミロのヴィーナスが発見された島として名高いミロス島。他にも名だたる彫像が出土しており、紀元前はちょっとした職人の島だったのだろうか。

アダマンタス(Adamantas / Αδάμας)

ミロス島の中心地、アダマンタス。島に船で来た場合はここの港につく。バスやタクシーも集まっている島の中心地だ。少し盛り上がった町の中心には正教会のドームと鐘楼が見える。

マンドラキア(Mandrakia / Μανδράκια)

島の北にあるマンドラキア。港というか住居はわずかで集落のような場所だ。色とりどりの倉庫が並んだ入り江に小舟が停泊している。

入り江部分は透き通ったエメラルドグリーンだ。逆に外海のほうはくっきりと青い。ここは常に北風が吹くエリアだそうで、外洋は白波が立っている。

プラカ(Plaka/ Πλάκα)

島の北にあるプラカの町。こんもり高い丘の頂上に建つVenetian Castleに登ると海や教会を見下ろせるポイントに出ることが出来た。

目次に戻る

シフノス島(Sifnos / Σίφνος)

ミロス島からフェリーで北に1時間ほど。あまり観光地化されていない75平方キロほどの小さな島だが、見どころは多かった。

カストロ(Kastro / Κάστρο)

島の東海岸に位置するカストロ村。海に少し突き出た丘の上に建てられた白い町並みが目を引く。

そのカストロ村の裏手にひっそりと存在している7人の殉教者教会(Church of the Seven Martyrs)。強い北風と荒々しい白波が砕ける岩場にポツンと佇んでいる。

クリソピギー(Chrisopigi / Χρυσοπηγή)

島の南東に位置するクリソピギーの修道院(Chrisopigi Monastery)。北風もあまり届かない静かで落ち着いた場所にある。それにしてもシフノス島は実に教会や修道院が多い島だ。

プラティ(Poulati / Πουλάτη)

島の東にあるプラティの村。村といっても海を見渡す斜面にポツンポツンと民家がまばらに建っているだけだ。岩場の環境の悪いところに小さな修道院(Panagia Poulati)もある。

宿泊先のプラティの民家。キクラデス様式のインテリアもなかなか凝っていて、描いていて楽しい部屋だった。

ヘロニソス(Cheronissos / Χερρονησος)

シフノス島の北端の村、ヘロニソス。ヤギの住む岩場に囲まれた辺境の集落だ。宿泊先のバルコニーから昼と夕暮れの海を描く。

目次に戻る

セリフォス島(Serifos / Σέριφος)

ギリシャ神話でペルセウスがメデューサの首を使って悪人を石に変えたとされる島、セリフォス島。シフノス島から北にフェリーで1時間だ。

ホラ(Hora/ Χώρα)

ホラの町はセリフォス島の中心地。小高い丘に白い家々がびっしりと並び、迷路のように入り組んでいる。

朝の太陽が海面に強く当たり美しく光っている、まだ海が青くなりきる前の時間帯だ。

島の象徴、アイオス・コンスタンティノス教会。午後2時くらいの時間で、逆光気味だった教会正面の壁に光があたり始めた頃だ。

ホラの町の頂上付近から下に降りる路地を見下す構図で。下り階段が入り組んでいて面白い。

ホラの町の裏側から。町に夕暮れの光が当り、美しく照らされている。風車が並んでいるだけあって、風が強く吹くエリアだ。

目次に戻る