パリ郊外の大型画材店

パリ滞在中、よく画材を買いに行く店の紹介です。

marin BEAUX ARTS(マラン・ボザール)

 

marinは1947年から続く画材店。パリ郊外のアルクイユ市(Arcueil)にあります。14区のオルレアン門(Porte d’Orléans)から車で10分ほど。

 

 

大きな絵の具の看板が目印です。

 

 

 

入ってすぐはイーゼル売り場になっています。

 

 

 

その奥は木枠売り場です。全て組んだ状態で売られています。日本では見ないサイズ(1号や5号)のほか、規格すらない9号も扱っています。また50×50cmや100×200cmなどの変形サイズも豊富です。

 

 

 

木枠コーナーに隣接したところが画布・ロールキャンバス売り場です。麻(超細目〜超粗目)・コットン・ポリエステル・混紡素材に加え、油性下地・吸収性/半吸収性・ユニバーサル(アクリル系下地)・有色下地・グルー(膠のみ)キャンバスなどが売られています。

 

 

 

2階は絵の具・顔料・メディウム・筆・画布などが売っています。最近はアクリル絵の具の売り場が拡大されているようです。油絵の具では、ニュートン、レンブラント、ルフラン、marinオリジナル絵の具の扱いがあります。

 

 

 

marinオリジナル絵具。

 

 

 

高級油絵具の代名詞、オランダのオールド・ホランドもあります。

 

 

 

marinオリジナル画溶液。日本では見かけないベニバナ油やクルミ油などの乾性油も置いてありました。

 

 

 

2階の奥は額縁コーナーになっています。

 

 

 

marinオリジナル絵具。通常サイズが60mlで、いわゆる9号チューブより1.5倍多いです。今ではあまり見かけなくなったアルミ製のチューブに入って売られています。サイズも豊富で、最大は2500ml(缶入り)です。