コルシカ(Corse)
地中海で4番目に大きな島、コルシカ。約250年前にフランスの領土となった。2022年に初めて訪問。レンタカーで一周したが、ダイナミックな自然と美しい村々、そして人情味あふれる人々の住む島だ。
スプロンカト(Speloncato)
スプロンカトはコルシカ北部、オート=コルス県にある村。人口は300人ほど。
スプロンカトは標高のかなり高い場所にあるが、さらに登っていくと村を見下ろせる場所に出た。身を寄せるように建っている村の様子が印象的だ。周囲にはロバくらいしかいない環境だが、しばらくすると珍しく人が車でやってくる。話してみると村長さんだった。
ベルゴデール(Belgodère)
滞在していた村、ベルゴデール。スプロンカトと同じくコルシカ北部、オート=コルス県の小さな村。住民は600人ほど。
小さな村なので、あっという間に一周出来てしまう。民家のひしめく入り組んだ路地裏からの構図で制作。
落ちてゆく夕日が美しいが、同時に気温も下がってくる時間帯なので水彩絵具が思うように乾いてくれず、難しい。
サンタントニノ(Sant’Antonino)
スプロンカトで描いているとはるか遠くの丘の上に小さな村の姿を発見。試しにGoogleMapを頼りに車で向かってみると、サンタントニノという魅力的な村だった。
こちらは村の入口付近から。石畳のゆるい階段がまるで迷路のように続いている。
リル=ルッス(L’Ile Rousse)
リル=ルッスはコルシカ北部の海岸沿いにある、比較的大きな町。プラタナスの巨木に囲まれた中心部は旅行者で溢れていた。
ペンタ=ディ=カジンカ(Penta-di-Casinca)
ペンタ=ディ=カジンカもオート=コルス県の村だがコルシカ東部に位置している。海の向こうにはモンテ=クリスト島やナポレオンの幽閉されていたエルバ島が見える。
村役場となりの小さな広場に腰をおろして制作。小さな水場もあってありがたい。
滞在していた部屋の庭に植えられている小さなりんごの木。描いていてふと見上げると、母屋のバルコニーからこちらを眺めている家主さんと目が合う。
ボニファシオ(Bonifacio)
断崖のへりまで歩き、町を遠くから描いてみる。真南を向いているせいか、エトルタと違って陰影が現れにくく、少々描きづらく感じた。
サント=リュシ=ド=タラノ(Sainte-Lucie-de-Tallano)
サント=リュシー=ド=タラノは、島の南に位置するコルス=デュ=シュド県、人口400人ほどの山間の小さな村だ。
村を一望できる場所から。まるで寄り添い合うように家々が密集している。
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