プロヴァンス(Provence)
パリから車で7時間ほど。温暖な気候に恵まれた土地。オリーブ畑やぶどう畑が広がる平野、急峻な岩山、そして崖の上に建てられた鷲ノ巣村・・。画題は多く、見どころに事欠くことはない。
ゴルド(Gordes)
プロヴァンスのリュベロン地域圏の町。崖の上にらせん状に道が走り、そこに沿うように建物がびっしりと並んでいる。まるでロード・オブ・ザ・リングに出てくるミナス・ティリスのようだ。
少し離れたところからゴルド全体を展望できるポイントがあったので、そこから制作。朝(上)と夕方(下)とでは光が逆になり面白い。
上の展望ポイントから少し下がった位置から。手前に小道や松、糸杉を入れてみた。
ボニュー(Bonnieux)
同じくリュベロン地域圏にあるボニュー。町に入ると上り坂が続いており、そのまま上っていき中央の高台のあたりから見下ろしの構図で。落ち着いた夕方の光が美しい。
ルシヨン(Roussillon)
赤土や黄土(オーカー/オークル)の土壌に建てられた町、ルシヨン。町全体がピンク色に染まっている。遠望できるポイントがあれば嬉しいのだがなかなか見つからず、村の入口付近の駐車場のあたりから描いた。
オペード(Oppède)
オペードは住民1200人の小さな村。日本ではあまり知られていないようだが、歴史も古く、現地では人気の村だ。訪問者も多い。旧市街(Oppède le Vieux)から糸杉越しに、13世紀に建てられたといわれる城塞とロマネスクの教会を描いた。
モーベック(Maubec)
拠点にしていたモーベック。2000人ほどが住む小さな村で、ゴルドやルシヨンと違って観光客は(多分)ゼロだ。暑い日中は出歩く人もほとんどいない。岩山をバックに古い教会や時計塔が風情を醸し出している。時計の針は12:20を指したままピクリとも動かない。
モーベックで滞在していた部屋。中庭に面しているので部屋から絵が描ける。陶芸家の家主さんが作ったピッチャーや皿をモチーフにさせてもらった。
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